ちら裏

ちらしの裏に雑に書きなぐるイメージ

最近のリーディング(読書)

上手い書き出しが思いつかない。こういった連続して続けることが前提である記事の最初の一発目の書き出しって、どう書けば良いんだろう。とりあえずコンセプトでも書いておこうか。

 

「最近のリーディング」、即ち「私が最近読んだ本を紹介する」という記事だ。

私は読書家、というほどではないが月に数冊は本を読む。活字を目で追うことそれ自体が好きだということもあるが、読書をする動機としては「自分が知らないことを知りたい、知らなくてはならない」といった義務感に半ば突き動かされていることのほうが多い。なので、読むことになるのは大体が小説より実用書の類だ。料理の本、デザインの本、心理学の本、哲学の本、歴史の本、音楽や芸術の本、科学工学の本、様々なジャンルの本を広く浅くをモットーに手広く読むようにしている。

 

どうして読書記録をブログに公開しようなどと思い立ったかだが、「自分の好きなもの/興味があることを自分の周りの人達にもっと知ってほしい」というのが半分、「ブログに書くことがゲームのことばっかりになってしまっている」ということが半分だ。前者は読んで字のごとく、ヲタクがヲタクであることの業であり宿命みたいなものだが、後者に関してはそう、一応このブログは「ゲームレビューブログ」ではなく、「ちらしの裏に駄文を書きなぐるイメージ」というコンセプトの元始めたものであるからして、「もっと好きなことを好きなように書いて良いのだ」という初心を私は忘れていたのである。私の好きなものはゲーム以外にもあるし、私の身体はゲームだけで出来ているわけではない。そんな単純構造ではなくもうちょっと複雑である。物理的にも、精神的にも。

というわけで最近の読書記録を紹介していきたいと思う。

あと私は「音楽を聞く事」も好きなので「最近のリスニング」という題名で好きなアーティストのアルバム紹介なんかもできたらいいなというのも考えている。乞うご期待。

 

 

最近のリーディング

私は昨年の就職活動において、様々な企業責任者であったり、優秀なビジネスマンの方と1対1で話をする機会があった。それでなくてもおよそ1年間、企業でインターン生として働いていたのだが、そういった経験を経て気づかされたことがある。それは、私と彼ら(実際に社会人として働いている人間)の間には仕事に対しての認識に大きすぎる隔たりがあるのだということだった。

彼らは「何かを生み出し、売り、お金を稼いでいい暮らしをする」ということに対し自身の情熱を燃やしていたのだが、私はイマイチそういったコトに対して魅力を持つことができなかった。「何かを生み出すこと、それを人に見てももらい、反応を元に進化させること」は非常に魅力的だと思うのだが、進化をどうやって上手くお金に変換させるか、利益を出すのかということ、即ちビジネスに対してはそこまで興味をもてず、その先にある「良い暮らしをする」というイメージも魅力的に感じることはなかった。そもそも「いい暮らし」ってなんだろうという認識だった。

 

この認識のまま社会人になるのはマズイと危機感を覚えた私は、休学の間にとりあえず経済、ビジネス、お金に関する本を読むことを始めたのだった。

 

今回紹介する本は、これまで読んだ経済や労働についての本の中でも特にわかりやすく、自分のように経済に関してほぼほぼ無知な人間でもすんなり理解できるようなものになっている。

 

 

「働くキミに伝えたい『お金』の教養」/出口治明

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この本は「ライフネット生命保険株式会社」のCEOである出口治明さんが書いた本であり、新社会人や20代の人達に向けたマネーリテラシーの基礎が学べるようになっている。お金について義務教育に毛が生えた程度の知識しかなかった私にとって、「貯蓄」や「投資」というような、「お金をどう貯めてどう使えば良いのか」という実践的な知識や「使うためのお金をどうやって稼ぐのか」というような働くことそのものについての意見を取り入れることが出来たのは非常にためになった。全体的にわかりやすく、シンプルに書かれており(その分専門的な事はなるべく省かれているということだが)、単なるお金についてのガイドブックとしての一冊というだけではなく、投資についての入門書としても役に立つのではないだろうか。

私はこれまで全くと言っていいほどお金に対して執着がなく、「足りなきゃ我慢すりゃいいや」とでも考えていたのだが、特にこの本を読んでから、「お金を増やして使うこと」に対する興味が湧いてきたことを自覚している。

 

 

 

 

「モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書」/尾原和啓

上述した通り私は働くことに対するモチベーションが低く、「何のために働くのだろう」と考えたりとか「お金を稼いでいい暮らしをする」ということに対して魅力が持てないでいた。その為、「働く」ということに対する自分なりの意義を見出そうと労働に関する本、その中でもより若者寄りな意見を書いているものを複数冊読んだところ、他人に進められるなと思ったのがこの一冊である。

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「○○世代」というような若者に対する上からの一方的なレッテル貼りをすることはなく、現代に生きる若者はフロンティアに生きた世代とは異なる「最初から全てが出来上がっていた 乾けない世代」と紹介され、彼らは「達成」「直接的な快楽」よりも「没頭」「コミュニティ」を重視するという分析がなされており、乾けない世代ど真ん中である私にとっては「このもやもや、世代間ギャップはこういうことだった」のかという気づきがあった。しかし、若者分析以外の内容については「ライフワークバランスは仕事と私生活の境界が消えていくことだ」とか「AIの進化に負けない為には好きを貪欲に突き詰めることだ」など他の所謂「仕事ハウツー本」によく書かれていることが多く、そういった点に関しては個人的に物足りないなと感じた。

だが、似通った内容にしても他の本に比べてわかりやすい言葉で纏められており、非常に読みやすいということは事実である。自分と同じような迷い方をしている人に勧めるならば、この一冊かなと私は思った。