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最近のゲーミング

ウィッチャー3

 遂にウィッチャー3をクリアすることが出来た。前回のゲーミング記事で書いたが、このゲームは長編映像作品と言うよりか、分厚いハードカバー小説を読んでいるかのように思えた。エンディングを観た時の感覚は、暗い映画館でエンドロールを眺めながら上映後の余韻に浸る時のそれではなく、本を読みきったあとの達成感、充実感、一つの到達点にたどり着いたような、疲労と満足が同時にくる感覚だった。

ゲームの出来としては、流石GOTYに輝いた作品だなという感想だ。数年前の作品とは思えないグラフィックと重厚なストーリー。

物語の大筋としては、失踪した義理の娘「シリ」捜索の為、各地を点々と訪れるという内容なのだが、それ以前に主人公「ゲラルト」は別に魔王を倒す使命を背負った勇者ではなく、フリーランスの人間兵器だ。訪れたその場所その場所において、住民やお偉いさんの依頼をこなし、その見返りとしてシリの情報を得ていく。時には政治情勢の為に、時にはシリに関係のない困っている人のために、時には長い付き合いのある友人の為に、生活の為に依頼をこなす。ドラゴンクエストやFFような、主人公に課せられたある使命を中心に展開されるいわゆる「王道ファンタジー」と呼ばれる作品の物語ではなく、このウィッチャーという作品は「ブラックジャック」や「蟲師」のような1話完結連続ドラマのような性質がとても強い。

このゲームは「ゲラルト」のレベルや、装備品の質を上げるために、自然と本編とは(見かけ上)関係のない数々のサブクエストを自然とこなすことになるつくりとなっているのだが、

「サブ」と称してあるにも関わらず全てフルボイスで、ストーリーもしっかりとしている。人によっては本編より面白いと感じるのでは無いだろうか。

 

例えば、私の好きなサブクエストに「野獣の心」という話がある。

ある村の狩人から「想い人が失踪してしまった」という依頼を受けて捜索を開始するゲラルトだが、

途中何故か「想い人の姉」から依頼を断るよう忠告を受ける。それでも捜索を続けた所、想い人は人狼に捕食されてしまったことが判明。最初は姉によって殺されたのかと考えたが、事件の直接的な真犯人はなんと依頼主の狩人だった。

ことの真相はこうだ。

満月の夜、人狼になってしまう呪いに苦しむ狩人は、自らが化物と化している間の記憶が無いという特徴があった。それを知った狩人の「想い人の姉」は、実は自身も狩人のことを好いており、狩人を独占するため、ワザと妹を人狼になった狩人に食わせたのだった。真相をしった狩人は憎しみと悲しみのあまり、想い人の姉に襲いかかろうとする。

ここで選択肢が出る。「自業自得として想い人の姉を見殺しにするか」/「それでも守るか」

ウィッチャー3をプレイしていると、何度も何度も選択を迫られる場面に出くわすことになる。人生は決断の連続とはよく言ったものだが、主人公ゲラルトの人生である今作もまた要所要所で決断を迫られる。何もどのヒロインを選択するか、と言った甘いものだけではない。表面上は「良いこと」に見える選択も、めぐりめぐって悲劇を巻き起こすこともある。友人同士の対立において、どちらを支援するかというものもある。(ちなみに選択しなかった方は死ぬ)

プレイヤーの選択において、あなたのゲラルトはどういった人生を歩むことになるのだろうか。物語における決断はこのウィッチャーという大叙事詩を味わう中でのスパイスだ。

 

一応不満点もある。洋ゲ―特有なのかわからないが、UIが慣れるまで見づらい。画面上の情報量が多すぎる。特にインベントリは見づらいことこの上なかった。

あとは戦闘だ。確かに物語が進むにつれ、剣術、魔法、道具の組み合わせによる戦術の構築が必要になり、面白みが増すのだが、何分爽快感に欠ける。せっかく部分欠損描写の規制(腕がちぎれ飛んだり、全身が火で丸焦げになったりなど)が緩いのだから、アサシンクリードや、ディスオナードのように、描写の演出をポンポン入れて欲しかった。強敵を倒すことになっても作業感が強かった。

そのくせエロシーンの規制がキツイのが解せない…何故…?イェネファーとのイチャイチャが観たかったのに…

 

そうした不満点を含めてもこのゲームは名作だと感じた。特にストーリー重視でゲームを選ぶ層は先ず買いである。それほどまでに、このゲームのストーリーに対する作り込みは難点を上回る素晴らしいものがあった。

是非DLCが含まれているGOTYを購入してほしい。DLCの内容は一応クリア後を想定した物語となっており、先述したような「1話完結連続ドラマ」的な要素がさらに強くなっている。ああ、ゲラルトは普段こんな感じで日常を過ごしているのか…という気分に浸れること間違い無しだろう。

ちなみに、一応この「ウィッチャー3」はナンバリングタイトルだが、前作、前前作をプレイしていなくても充分楽しむことができる。恥ずかしいことだが、私も買っていなが無事楽しむことはできた。

 

私は現在DLCの第2弾をプレイしている最中だ。内容も大ボリュームであり、いつ本当の終わりを迎えられるのかわからない。とりあえずなんとか大筋のクリアまでもっていければなという感じだ。

 

 

ARMS

 

 

 体験会を大いに楽しむことが出来たので購入した。私は格闘ゲームが大の苦手で、その要因の一つにコマンド技が打てないという点があるのだが、このARMSはそれが必要ないので非常に楽だ。それに操作がシンプル故にプレイの上達が目に見えやすく、やればやるほど上手くなっていくのがわかることが嬉しい。

一応関門と呼ばれる「グランプリ」のレベル4をクリアし、ランクマッチに挑めるようになった。現在はランク6だ。以前FPSである「BF1」というゲームをプレイしていたのだが、ARMS上級者の実力は、FPS上級者のそれと似ている気がする。こちらの次の動きを読んだ上で技や立ち回りをし、1発1発確実に当ててくる。なんで撃ち負けるの?みたいなこともある。まるで詰将棋のようだ。私もこのようなプレイができるよう、ちまちま練習を繰り返している。

 

ゲーム内容の他にARMSの良い点を挙げるとすると、先程述べたように、ちまちまプレイしたいときに出来るという点だ。他の通信対戦をメインに据えたゲームにおいて、対戦相手を見つけるまでの時間というものはネックになりやすいが、ARMSには全くそれがない。爆速でマッチングが可能だ。やりたいときに、やりたいだけ出来るというのがこのゲームの魅力の一つだと私は思っている。

 

不満点を挙げるとすると、キャラクター毎の装備入手手段がガチャ方式だということだ。スプラトゥーンの様に購入式にして欲しかった。装備品であるARM毎の有利不利が割りとハッキリしているにも関わらず、欲しいARMが手に入らないという状況は、なんとももどかしい。それに、一度の対戦において手に入るガチャ用コインの数が少ないのももどかしさに拍車をかける。初期ARMを使いこなしてから他のARMを試してみたほうが良いという意見も分かるのだが、せっかく上手くなったところで環境がそれについてこないのは少々かなしい。

 

よく問題となるCPUの強さとランクマッチへの参加条件に関しては私は特に問題視してはいない。こういった対戦ゲームは「初心者狩り」とよばれる一方的な蹂躙行為が度々発生し、苦情の種となっているが、それの抑止として、この「キツさ」は充分役に立っていると思う。事実、ランクマッチで戦うことになるプレイヤーは、ランクの高低差はあるものの、全員猛者だった。初心者が安易に踏み込んでいい領域ではない。

じゃあ初心者はPvPの醍醐味を味わえないのかというとそうではない。スマブラで言う「お気楽乱闘」のような気軽にネット対戦ができる「パーティーモード」が容易されているからだ。これだけでも充分楽しい。

「パーティーモード」を通じて、もっと上手くなりたい、ガチで対戦してみたい、と感じた人は是非しっかりと一人プレイに挑んでみて欲しい。

このゲームは「上手くなるため」の練習材料がこれでもかと言うほど充実している。

チュートリアルや、CPU対戦のみ可能なリプレイ機能を活かして是非うまくなって欲しい。キャラクターを手足のようにうごかせるようになると本当に楽しいので。

 

上手くなるためのコツとしては、プロデューサーが言っていたが、安易にジャンプしないこと、ボクシングでいう1,2を意識すること、躱すのではなく、ガードを意識すること。これだけでだいぶ変わるのでホント試して欲しい。

 

総評として、かなり荒削りなゲームだがそれ故に目新しく面白い。しかもかなりしっかり格闘ゲームしているので好きな人には是非プレイして欲しい1本だ。

 

ちなみにフレンドを募集してます。なってくれる方いたら是非よろしくお願いします。

 

ID SW-6635-9512-6603