ちら裏

ちらしの裏に雑に書きなぐるイメージ

ff15と旅行

最近またff15をプレイしている。なぜなら、基本的に私は「隠しボス撃破」まではゲームをやり込むということと、何より「ff15の世界観」が最高だからだ。

半人前な若い男達4人の気ままな旅、それを彩る美しい風景や、奇妙奇天烈なモンスター達、美味そうな飯と魅力的なNPC。様々な出会いと別れ。

私があんな風に何にも縛られず「旅をした」と言えるような経験は、高校3年の冬が最後だろう。

当時受験生だった私は、信州大学を受験するため、冬の長野に一人旅をすることになった。正直大学に受かる気などなかった為、両親の元を離れたことで、思春期特有の万能感に浸りながら、のびのびと羽を伸ばすことができていた。

新幹線の切符の仕組みに戸惑ったこと、恐る恐る宿泊先にチェックインをしたこと、旅先で道に迷っていろんな人に親切にしてもらったこと、雪の中善光寺で行われた結婚式はそれはもう素晴らしかったこと、蕎麦がうまかったこと。

何もかもが新鮮で、美しくて、本当に楽しかった。

ff15をプレイしていると、そんなことを思い出すのだ。

現在の私は、というと持病の為に、海や山はもちろん、飛行機にだって乗れない身体になってしまった。時々周りから旅行の誘いを受けたりもするのだが、事ある毎に適当な理由をつけて断ってきた。それでも、未知なる土地に足を踏み入れることに対する高揚感は捨て去ることが出来ていない。

ff15は、ひいてはオープンワールドのゲームは、そんな私の乾いた心をワクワクとドキドキで満たしてくれる。

この曲がり角を曲がった先には何が待ち受けているのだろうか、あのお店にはどんなアイテムが売られていて、どんなお客さんが通っているのだろうか。あの山から見下ろす風景は、どんなに美しいのだろう。モニターから見える風景は、さながら車窓のようだ。ならゲームのカタログは、所謂「るるぶ」かな。

今日も私は、旅行先を吟味しながらコントローラー片手にスイッチを押す。